寝苦しい夜に役立つ!快眠ワザ☆
ムシムシ、ジメジメ、高温多湿な日本の夏。「熱帯夜」ともなれば、寝苦しさは最大に……。
寝つきが悪いばかりか、夜中に何度も目覚めたり、
翌日も疲れが残ったりという人も多いのではないでしょうか?
そこで夏の寝不足を解消すべく、快眠ワザを調べてしました(^^)/
安定した眠りのカギを握っているのが、実は『体温』。
人の体には、「皮膚表面の体温」と、それよりも少し高い『深部体温』と呼ばれる、脳を含めた内臓の体温があります。
夜になると、手や足の先から放熱して『深部体温』が下がることで、
自然と眠気が高まって眠りへと導いてくれます。
寝室の温度や湿度が高いと、この『深部体温』が下がりづらくなり眠りにくくなってしまいます。
ですが、暑いからといって、むやみに冷やしすぎるのもNG。
真夏に湯上がりに冷房でキンキンに冷やした部屋に入る人もいるかと思いますが、
冷気によって手足の毛細血管が収縮して体の熱を放熱する機能を妨げてしまうそうです。
一般的には、室温26~28℃が心地よく眠れる環境だといわれていますが、
大切なのは温度よりもタイミング。ついやりがちな間違いが、布団に入ったタイミングでスイッチを入れること。
寝室の向きや窓の大きさ、カーテン素材などにもよりますが、日中に室内に溜め込んだ熱が
夜になっても天井や壁にこもっているため、寝るタイミングでエアコンをつけても、なかなか室温が下がりにくいものなのです。
寝室に入る30分前にエアコンをONにし、熱の溜まりやすい天井に風をあてておくのが、効率よく涼しい睡眠環境をつくるコツです。
そして深部体温をスムーズに下げるためには、反動を利用するのが効果的で、意外と大切なのが夏でもバスタブに浸かって入浴することです。
38~40℃のお風呂に、20分ほどつかるのがおすすめ。
入浴によって上がった体温は約1時間ほどかけて徐々に下がっていくので、このタイミングで布団に入るとすっと眠りに入れるそうです。
また、携帯などのブルーライトや明るすぎる照明も神経を刺激して眠りを妨げてしまうので
入浴後は間接照明でゆっくりと過ごしてみてください(^_-)-☆
人生の3分の1は睡眠で過ごすと言われています。ご自身の睡眠環境を整えてみませんか?